ペライチの画面を少し触ってみて、ページを組むこと自体はできそうだと分かった。問題はその先で、誰からも頼まれたことがない人が、最初の依頼をどう取ればいいのかが見えてきません。
LPは、商品やお店を宣伝するための、縦に長い1枚のページです。
依頼の前に、何を作って見せるか。引き受けたページを、どうやって相手に渡すか。1件納めて、口座にいくら入るか。どれも、応募の前に答えを持っておきたいことです。手を動かす一歩目は、ペライチの登録画面です。
見本を作る前に、登録を2つ済ませる
登録は、クラウドワークスを先に、ペライチを見本を作る日にします。
| 登録先 | いつ | 理由 |
|---|---|---|
| クラウドワークス(無料) | 今日 | 本人確認の書類の審査に、日数がかかることがある |
| ペライチ | 見本を作り始める日 | 登録の日から1か月だけ、無料でページを公開できる |
クラウドワークスに登録する
- 公式サイトの右上の「会員登録(無料)」から、メールアドレスで登録する
- 画面右上の自分の名前 →「プロフィール編集」→「本人確認書類提出」で本人確認をする。スマホでマイナンバーカードを読み取ればその場で、運転免許証などの画像を出すなら5営業日ほどで終わる
- 同じ「プロフィール編集」の「振込先口座登録」で、報酬を受け取る口座を入れる
使える書類や表示名の決め方まで知りたい人は、次の記事を見てください。
ペライチに登録する
- 公式サイトで「新規登録」または「今すぐ無料で始める」を押す
- メールアドレス、パスワード、電話番号を入れて「無料会員登録」を押す
- 届いた「【ペライチ】メールアドレスの確認を完了させてください」のメールで、認証用のアドレスを押す
ペライチは、登録すると1か月のあいだ、いちばん上のプロフェッショナルプランを無料で試せます。クレジットカードは要らず、自動で有料にもなりません。ただ、期間が過ぎてフリープランに戻ると、公開できるページは0枚です(2025年10月1日からの決まり)。作ったページは消えませんが、見本を人に見せられなくなります。
そのため、見本づくりから応募までは、お試しの1か月のうちに進めます。ただ、応募の返事や契約が1か月を過ぎてからになることもあります。そのあとも見本を見せられるようにしておくなら、いちばん安いライトプラン(月1,628円・税込、3ページまで公開)を申し込みます。
架空のお店のLPを1枚作る
LPの募集を出す人が知りたいのは、「この人に頼むと、どんなページができるか」です。実績がないうちは、見本の1枚がその答えになります。
お店を1つ決めて、上から並べる
たとえば「駅前の小さなパン屋の予約案内」なら、上から下へ、こう並べます。
- お店の紹介(いちばん上の大きな写真と、ひとことの案内)
- 商品
- こだわりの説明(本物のお店ではないので、お客さまの声は作らない)
- 場所と営業時間
- 予約・問い合わせのボタン
実在するお店の名前やロゴは使いません。ページのいちばん下には「このページは制作の見本です。実在するお店ではありません」と書き、見た人が本物と間違えないようにします。
架空のお店の文章は、AIに下書きさせる
見本のお店は架空なので、紹介文や商品の説明は、ChatGPTなどの文章を作るAIに下書きさせてかまいません。文章づくりで手が止まらずに済み、そのぶん、ページを組む練習に時間を使えます。
指示文の例
LP(1枚の宣伝用のページ)の見本に使う、架空のお店の文章を作ってください。お店は〔駅前の小さなパン屋〕で、ページの目的は〔予約の受け付け〕です。次の順に、見出しと本文を書いてください。
・お店の紹介(30字以内のひとことと、100字ほどの説明)
・商品3つ(名前と、50字ほどの説明)
・こだわり(150字ほど)
・場所と営業時間(住所は架空のもの)
・予約のボタンに入れる言葉(10字以内)
実在するお店や人、地名は使わないでください。「日本一」「必ず」のような大げさな言葉も使わないでください。
出てきた文章は、そのまま貼らずに読み直します。大げさな言い方や、実在する場所の名前が混じっていたら直します。いちばん上の大きな見出しは、AIに3案出させて、写真と並べたときに読みやすいものを選ぶ、という使い方もできます。文章を作るAIの料金と、作った文章の扱いは、次の記事で比べています。
テンプレートの文字と写真を差し替える
作業の中心は、テンプレートを選んで、文字と写真を自分のお店のものに替えることです。いらないブロックを消し、足りない部品を足して、上の並びに近づけます。
ペライチで文字と写真を差し替える
- テンプレートの一覧で、左のメニューからお店の種類に近いカテゴリを選んで「検索」を押し、テンプレートを選ぶ
- 編集画面でページタイトルを入れる(あとから「ページ情報編集」で変えられる)
- 文字は、カーソルを合わせて出る「編集」を押し、打ち変えて「保存」
- いちばん上の大きな写真は、「背景設定」→「画像をまとめて変更」→「画像を選択してアップロード」→「この画像を使用する」
- ほかの写真は、写真の「編集」→「マイライブラリ」→「画像を選択してアップロード」→「この画像を使用する」
- 足りない部品は「+」の「ブロックの挿入」から足し、いらないブロックは右上の「×」で消して、「↑」で並び替える
まちがえたら、左のメニューの「操作を1つ戻す」で戻せます。
写真は、使ってよいものだけにする
- 自分で撮った写真か、ペライチの画面にある「ペライチライブラリ素材」を使う
- 画面から選べるPIXTAの写真は有料。買わずにサンプルのまま残すと、公開できない
- ぱくたその写真は、2025年12月から新しく使えなくなった
- ほかのサイトの写真や文章は写さない
スマホで読んでから公開する
LPを見る人の多くはスマホで開きます。公開の前に、スマホの表示で文字が読めるか、ボタンが指で押しやすいかを見て、最後に通して読みます。
スマホの表示を確かめて、公開する
- 編集画面のサイドバーの、端末の形のアイコンで「スマホ」を選ぶ
- 左のメニューの「プレビュー」で、別のタブに最初から最後まで表示して読む
- 「ページ情報編集」→ 基本設定で「サブドメインURL」にチェックを入れ、英数字の名前を入れて「保存」(アドレスは「〇〇.hp.peraichi.com」の形になる)
- 左のメニューの「公開する」を押し、2つの確認を読んで「確認しました」
作り始めから公開までに何時間かかったかを、メモしておく
この時間が、応募の金額を決める物差しになります。見本に10時間かかったなら、同じくらいのページを1万円で受けると、手数料を引いて1時間あたり780円ほど。安すぎると感じたら、もっと金額の高い募集を探すか、作る速さを上げてから応募します。
見本を見せて、応募する
ポートフォリオとプロフィールに見本を載せる
クラウドワークスのポートフォリオには、見本のページの画面の画像と、何をしたか(構成、文章と写真の差し替え、スマホ表示の確認)を載せます。ペライチのお試し期間が終わると見本が開けなくなるので、パソコンとスマホの両方の画面を画像で残しておきます。
ポートフォリオに見本を載せる
- 画面右上の自分の名前 →「プロフィール編集」→「ポートフォリオ・経歴登録」
- 見本の画面の画像と、した作業の説明を入れる
- 「ポートフォリオ・経歴を登録する」を押す
プロフィールには、できることと、できないことの両方を書きます。デザインの画像づくりやコーディングを頼まれても受けられないので、先に書いておけば、合わない依頼のやり取りで時間を使わずに済みます。
プロフィールの例
はじめまして。〔表示名〕と申します。〔例:会社員として働きながら、平日の夜と週末にLPの制作をしています〕。
対応できること
・ペライチでのLP制作(テンプレートを使った構成、文章と写真の差し替え、スマホ表示の調整、公開の設定)
・いただいた原稿をもとにした、見出しと並び順の整理
見本
・〔架空の飲食店の予約案内のLP〕:ポートフォリオに画像を載せています
作業できる時間と納期
・平日〔21時〜23時〕、土日〔4時間〕
・1ページのLPは、原稿と写真をいただいてから〔5日以内〕に確認用のページをお送りします
デザインの画像づくり(Photoshop、Figma)とコーディングは対応していません。ご依頼の範囲を確かめてから進めます。よろしくお願いいたします。
〔 〕は自分の働き方に合わせて書き換えてください。使ったことのないツールの名前は入れません。
LPを作る募集を、題名で見分ける
募集は、上のメニューの「仕事を探す」から、仕事カテゴリの「LP(ランディングページ)制作・デザイン」で探し、並び順を「新着」にします。ホームページ全体の募集も見たいときは「ホームページ作成」のカテゴリも開きます。キーワードに「ペライチ」と入れる探し方は、出てくる募集が少ないので、カテゴリの一覧とあわせて使います。
当ブログで、この2つのカテゴリに出ていた募集73件を2026年10月に数えたところ、「スキル不要」の絞り込みはLPを探すのに使えないことが分かりました。LP制作のカテゴリを「スキル不要」で絞って出た11件は、どれもInstagramなどの投稿画像を作る募集で、LPを作る募集はありませんでした。絞り込みには頼らず、題名と募集文の言葉で、ペライチで納められるかを見分けます。
| 題名・募集文にこう書かれていたら | どうするか |
|---|---|
| 「ペライチ」「ノーコード」「Wix」「Studio」 | 応募する。見本と同じツールなら話が早い |
| 「LP制作」「トップページの作成」だけで、作り方の指定がない | 応募のときに「ペライチで作り、公開まで行う形でよいか」を聞く |
| 「原稿あり」「構成支給」「指示書あり」 | 文章を書かずに済む。はじめの1件に向いている(73件のうち13件) |
| 「Figma納品」「Photoshop必須」「LPデザインのみ」 | デザインの画像で納める仕事。ペライチでは受けられない |
| 「コーディング」「HTML・CSSで実装」「WordPress」 | コードを書くか、別のツールで作る仕事。応募しない |
依頼者に「STUDIOやWixで作ってほしい」と言われたときは、引き受ける前に、そのツールで見本を1つ作ってみてから決めます。ツールごとの料金と、独自ドメインで公開できるプランは、次の記事で比べています。
出たばかりの募集に応募する
LPの募集は1件で採る人が2人ほどと少なく、日がたつほど応募が積み上がります。2026年10月に数えた73件では、掲載から4日を過ぎた募集の応募数は、中央値(少ない順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる数)で50人を超えていました。
| 掲載からの日数 | 応募した人の数(中央値) |
|---|---|
| 当日〜1日 | 17人 |
| 2〜3日 | 25人 |
| 4〜7日 | 68人 |
| 8日以上 | 56.5人 |
※2026年10月、当ブログ調べ。ある1日に出ていた募集を数えたもので、時期によって変わります。言葉の数は、題名と一覧に出る冒頭の文だけを見ています。
「新着」の並びで、掲載日が今日か昨日のものから応募していきます。
「実務経験を積みたい方向け」で金額のない募集は、中身を確かめる
ツールの名前だけを変えた同じ形の題名で、「初学者OK」「指示書あり」とあり、金額が出ていない募集がありました。クラウドワークスでは、働く側にお金を払わせる依頼(講座代、教材費など)や、「実績になる」ことを対価にした相場とかけ離れた単価の依頼は禁止されています。報酬の金額と、こちらが払う話がないかを見てから応募します。
応募する金額を決める
応募の画面では、契約金額を自分で入れます。募集文に金額がはっきり書かれていれば、その金額で出します。迷うのは、「〜3万円」のように予算の幅しかない募集や、金額のない募集です。そのときは、見本づくりでメモした時間をもとに、次の順で決めます。
- かかる時間を見積もる:見本と同じくらいのページなら、見本にかかった時間に、依頼者とのやり取りと修正の時間を足す(当ブログの見立てでは、はじめは2〜3時間ほど多めに見ておくと安心)
- 1時間あたりに残したい金額を決める:自分が「この金額なら続けられる」と思える額にする
- 手数料のぶんを上乗せする:クラウドワークスの手数料(税込で契約金額の22%)が引かれるので、「時間×残したい金額」を0.78で割る
| 例 | 計算 | 応募する金額 |
|---|---|---|
| 見本10時間+やり取り・修正2時間、1時間に1,000円残したい | 12時間×1,000円÷0.78=約15,400円 | 15,000〜16,000円 |
| 見本6時間+やり取り・修正2時間、1時間に1,200円残したい | 8時間×1,200円÷0.78=約12,300円 | 12,000〜13,000円 |
※当ブログの計算です。振込手数料(楽天銀行以外は1回500円)は、まとめて出金するときに別にかかります。
出た金額が予算の上限を大きく超える募集は、自分の速さでは合わない仕事なので、見送って次を探します。作るページの量が募集文から読み取れないときは、応募画面の「契約金額の提示」で「相談してから金額を提案」を選び、メッセージで量を聞いてから金額を出す方法もあります(クラウドワークスの公式ヘルプで案内されている方法です)。
金額を入れたら、メッセージを書いて送ります。メッセージは送ったあとに直せないので、募集文で答えるよう求められている項目に漏れがないかを、送る前に見直します。応募の画面で「応募有効期間」を決めておくと、発注者の画面に返事の期限が表示されます。
応募文の例
〔発注者名〕様
はじめまして。〔表示名〕と申します。「〔募集の題名〕」に応募いたします。
見本のページ
・〔架空の飲食店の予約案内のLP〕:〔見本のアドレス〕
ペライチで、構成、文章と写真の差し替え、スマホ表示の調整、公開の設定まで行いました。
進め方のご提案
・ペライチで作り、公開まで行います
・原稿と写真をいただいてから〔5日以内〕に、確認用のページをお送りします
・修正は〔2回〕まで、ご連絡から〔2日以内〕に対応します
ご質問への回答
・〔募集文で聞かれていることに、1つずつ答える〕
確認させてください
・〔ペライチのアカウントはお持ちでしょうか。お持ちの場合、ご契約のプランを教えてください〕
・〔原稿と写真は、ご用意いただける形でしょうか〕
ご返信は〔その日のうち〕にいたします。お力になれましたら幸いです。
作例の「確認させてください」で、ペライチのアカウントとプランを聞いているのには理由があります。作ったページをどうやって依頼者に渡すかが、依頼者のプランで決まるからです。
返事が来ないときは、見直してから次へ
クラウドワークスの公式ヘルプにあるとおり、応募への返事は発注者の任意で、返事が来ないこともあります。返事を待つあいだも、新着の募集への応募は続けます。応募有効期間を過ぎても返事がない募集は、メッセージの画面の右下にある「応募・スカウトを辞退する」で辞退し、気持ちを切り替えて次を探します。
何件か送っても返事が1件もないときは、送り方のどこかに原因があることが多いので、次の表で見直します。当ブログの目安としては、1週間、毎日新着から応募して返事がなければ、見直すころです。
| 見るところ | 確かめること |
|---|---|
| 見本のページ | 応募文のアドレスを、スマホで開けるか。お試し期間が切れて、見られなくなっていないか |
| 応募文の書き出し | 募集の題名に触れてから、見本のアドレスを出しているか。自己紹介が長くなっていないか |
| 募集文の質問 | 聞かれたことに、1つずつ答えているか |
| 金額 | 予算の上限ぎりぎりや、上限を超える金額で出していないか |
| 応募した募集 | 掲載から4日以上たち、応募が積み上がった募集ばかりに送っていないか。コーディングやFigmaの募集が混じっていないか |
契約したら、ページの渡し方を決める
返事が来たら、金額・納期・修正の回数・渡し方をメッセージで確かめ、合意すると契約になります。発注者が報酬を先に預ける「仮払い」が済むと、画面のステータスが「業務」に変わります。原稿を先に受け取っても、作り始めるのは「業務」になってからです。
代行で作ったページは、公開のあとも依頼者が使い続けます。ペライチの公式ヘルプが案内している渡し方は、依頼者のアカウントの中で作る方法Aと、自分のアカウントで作ってから移す方法Bの2通りです。

| 方法A 依頼者のアカウントで作る | 方法B 自分のアカウントで作って移す | |
|---|---|---|
| 使う機能 | ワークスペース(依頼者が、メンバーまたはゲストとして招待する) | アカウント間ページ複製 |
| ビジネスプラン以上の契約が要る人 | 依頼者(新しく登録した依頼者は、お試し期間の1か月で使える見込み。下の説明を参照) | 自分(お試し期間では使えない) |
| 移したあと | 移す作業はない | ページは「非公開」、アドレスはランダムになる。独自ドメインの設定は外れる |
| 向いている場合 | 依頼者がビジネス以上を使う、または使う予定 | 依頼者がライト・レギュラーで十分な場合 |
はじめの1件では、自分の支払いが増えない方法Aを先に持ちかけます。方法Bでは、自分がビジネスプラン(月4,378円・税込)を払うぶん、手元に残る金額が大きく減ります。いくら残るかは、このあとの計算で比べます。
方法Aで招待を受ける側(自分)のプランには、公式ヘルプに条件が書かれていません。招待されたメールアドレスにペライチのアカウントがなければ、参加のときに新しく作られます。自分のお試し期間が終わっていても、依頼者のワークスペースには入れる、ということです。
気にするのは依頼者のプランのほうです。依頼者がまだペライチに登録していなければ、依頼者も登録の日から1か月のお試し期間に入ります。ペライチの公式ヘルプでは、お試しからフリープランに切り替わると止まる機能の中にワークスペースが挙がっているので、お試し期間中の依頼者のアカウントでもワークスペースを使える見込みです(「お試しで使える」とはっきり書かれてはいないので、実際に招待が届くかで確かめます)。お試しが終わるとワークスペースは止まりますが、ページは依頼者のアカウントに残り、依頼者がライトプラン(月1,628円・税込)以上を契約すれば公開を続けられます。
依頼者のメールアドレスとパスワードを預かって作らない
ペライチの利用規約では、ページづくりをほかの人に任せるときは、アカウントの持ち主がそのことを申告し、ペライチが承諾した範囲でだけ使わせられる、と決められています。ログインの情報を預かる形はとらず、方法Aか方法Bで進めます。
どちらの方法でも、ペライチに登録したメールアドレスを伝え合います。クラウドワークスでは、連絡先を交換する前に「サービス外連絡申請」で承認を受ける決まりです。相談・契約の画面の下から申請でき、結果が出るまで最大2営業日かかるので、その日数を入れて納期を決めます。
方法A:依頼者のワークスペースに入る
- 依頼者に、アカウントメニューの「ワークスペースを利用する」から、利用規約に同意して「利用を開始する」を押し、初期設定を済ませてもらう(はじめて使うときだけ)
- 依頼者に、アカウントメニューの「ワークスペースに招待する」から、こちらのメールアドレスを入れて「招待を送る」を押してもらう
- 届いた「【ペライチ】ワークスペースからの招待が届きました」のメールで【ワークスペース参加URL】を押す(7日間で使えなくなる)
- 「ワークスペースに加入する」を押す(アカウントがあれば、パスワードでログインして参加する)
ページごとの権限が「閲覧のみ」だと、プレビューしかできません。作るページの権限を「編集可能」にしてもらうと、ページの編集やメニュー、ページの基本設定を操作できます。依頼者には、マイページのそのページのメニューにある「権限を変更する」で設定してもらいます。
方法B:ページを依頼者のアカウントに複製する
- 自分のアカウントでビジネスプラン以上を契約する(お試し期間・ライト・レギュラーでは使えない)
- 依頼者にペライチへ登録してもらい、そのメールアドレスを教えてもらう
- マイページで、アカウント間ページ複製の「複製ページへ」→ 渡すページの「このページを選択」
- 依頼者のメールアドレスを入れて「ワークスペースを検索」→「確認画面へ」→「チケットを使って複製する」
複製はやり直せないので、押す前に渡す相手のメールアドレスを見直します。PIXTAで買った写真を使ったページは、複製先で編集してはいけない決まりがあるため、方法Bでは使わないほうが安全です。
作ったページの権利は、ペライチの利用規約では、作った会員のもの(ペライチや素材の提供元のものを除く)とされています。方法Bで自分のアカウントから渡すときは、「納品のあとは依頼者が自由に使ってよい」ことを、契約のときにメッセージで決めておくと、あとで行き違いになりません。
作って、見てもらって、納品する
仮払いが済んだら、作る前に聞くことを1通にまとめる
ステータスが「業務」になったら、作り始める前に、決めることを1通のメッセージでまとめて聞きます。小分けに聞くと返事を待つ時間が増え、聞き忘れたまま作ると作り直しになります。
契約のあとに送るメッセージの例
〔発注者名〕様
ご契約と仮払いをありがとうございます。作り始める前に、次の点を教えてください。
・ページを見た方に、いちばんしてほしいこと(〔例:予約フォームから申し込む/電話をかける〕)
・文章と写真は、そろっていますでしょうか。写真は、ご自身で撮ったものか、使ってよいことが確かなものでお願いいたします
・参考にしたいページや、使いたい色があれば、アドレスや色名をお知らせください
・公開するアドレス(ペライチのサブドメインか、独自ドメインか)
・問い合わせフォームの通知を受け取るメールアドレス
〔方法Aの場合:ペライチのワークスペースに招待いただくため〕〔方法Bの場合:完成したページをお渡しするため〕、先ほど「サービス外連絡申請」をお送りしました。承認されましたら、〔招待先の〕〔お渡しに使う〕メールアドレスのやり取りをお願いいたします。
〔見出しの案出しや誤字の確認に、文章を作るAIを使ってもよろしいでしょうか。いただいた原稿の内容は、AIに入れる前にご相談します〕
いただいた内容をもとに、〔◯月◯日〕までに確認用のページをお送りします。
依頼者の仕事でAIを使うときは、このように先に聞きます。クラウドワークスの「AI活用に関するポリシー」は、AIを使って仕事をすることを禁止しておらず、使うかどうかを発注者との取り決めに任せています。そのうえで働く側には、使ってよいかを事前に確かめること、使ったことを隠さないこと、募集文やメッセージで示された「使ってよいか」を守ること、発注者の情報をAIに入れるときは取り扱いに気をつけることを求めています。了承がもらえたら、見出しの案出しや、原稿の長い文を短く整える下書きに使えます。了承がなければ、自分の手で進めます。
フォームや独自ドメインを頼まれたら
LPでは、問い合わせフォームと、お店の名前のアドレス(独自ドメイン)をあわせて頼まれることがあります。どちらもペライチの有料プラン(ライト以上)で使える機能なので、作れるかどうかは、作るページのあるアカウントのプランで決まります。
| 問い合わせフォーム | 独自ドメイン | |
|---|---|---|
| 使えるプラン | ライト以上(フォームのブロックは1ページに1つまで) | ライト以上 |
| 設定する場所 | 編集画面のブロック追加の「フォーム」のタブで、テンプレートか白紙から作る | 「ページ情報編集」→ 基本設定の「カスタムURL」の「独自ドメイン」に入れて「保存」 |
| 気をつけること | 通知メールの宛先は、フォームの設定画面で決める。決めないと、ペライチのアカウントに登録したメールアドレスに届く | ドメインは先に取得しておく。ほかの会社で取ったドメインは、その会社の画面でペライチ向けの設定(Aレコード)が要り、反映に24時間以上かかることがある |
宛先は、方法A・Bのどちらでも、契約のあとのメッセージで依頼者に聞いたメールアドレスを入れておきます。とくに方法Bで自分のアカウントで作るときは、宛先を入れ忘れると、問い合わせが自分のメールに届いてしまいます。独自ドメインは、反映を待つ日数があるので、公開日の何日か前に設定を済ませる段取りにします。
メールにも使っているドメインの付け替えは、はじめの1件では引き受けない
依頼者がそのドメインでメールを使っている場合、設定を誤るとメールが届かなくなることがあります。ペライチの公式ヘルプも、メールを使い続けられるかは、使っているレンタルサーバーの窓口で確かめるよう案内しています。はじめの1件では、ペライチのサブドメインで公開するか、新しく取るドメインで公開する依頼にとどめます。
見てもらって、直して、公開する
できたページは非公開のまま依頼者に見てもらい(方法Aなら、依頼者のマイページの「プレビュー」で見られます)、決めた回数の中で直します。
確認をお願いするメッセージの例
〔発注者名〕様
確認用のページができました。〔方法Aの場合:マイページの「◯◯」のページから、プレビューで〕〔方法Bの場合:次のアドレスから〕ご覧いただけます。
・スマホとパソコンの両方でご覧ください
・直したいところは、場所(例:上から3つ目の写真)と、どう直したいかを、まとめてお送りください
・修正は〔2回〕まで承ります。いただいてから〔2日以内〕に直します
ご了承をいただけましたら、公開して、フォームの送信も試してから納品いたします。
了承が出たら公開し(方法Bなら依頼者のアカウントで公開してもらう)、パソコンとスマホで開いて、ボタンが押せるか、フォームから送ったテストのお問い合わせが依頼者に届くかを確かめます。依頼者の都合で作るページが増えたときは、契約の画面の「条件変更リクエスト」で金額を変えられます(相手が同意すると変わり、もう一度仮払いが要ります)。
「納品する」のボタンから納品する
最後に、クラウドワークスで納品します。ページのアドレスをメッセージで送っただけでは納品になりません。「納品する」のボタンから、アドレスとした作業を送ります。納品は取り下げられないので、押す前に誤字、電話番号や営業時間、スマホでの表示をもう一度見ます。依頼者の了承があれば、ページの文章をAIに貼って、誤字や表記のゆれ(「お問い合わせ」と「お問合せ」など)を挙げてもらう方法もあります。直すかどうかは、いただいた原稿と照らして自分で決めます。電話番号や営業時間は、AIではなく原稿と見比べて確かめます。
納品のときのメッセージの例
〔発注者名〕様
ページを公開しましたので、納品いたします。
公開したページ
〔ページのアドレス〕
行った作業
・〔テンプレートをもとにした構成、文章と写真の差し替え(◯ブロック)〕
・〔スマホ表示の調整〕
・〔問い合わせフォームの設置(通知先:◯◯)、テスト送信の確認〕
文章の差し替えなど、公開のあとの更新もご相談いただけます。ご確認のほど、お願いいたします。
クラウドワークスで納品する
- 「契約一覧」から、その仕事を選んで「納品する」を押す
- 公開したページのアドレスと、した作業(作ったブロック、設定したこと)をメッセージに入れ、「納品完了報告をする」を押す
- ステータスが「検収」になったかを見る
1件で口座に入る金額
依頼者が納品物を確かめて「検収」を終えた日に、報酬の金額が決まります。その日が1日〜15日なら同じ月の末日に、16日〜末日なら翌月の15日に振り込まれます。受け取っていない報酬が締め日に1,000円以上あれば、申請は要りません。
2026年10月に数えた募集のうち、予算の上限が書かれていたものの中央値は、3万円でした。この3万円と、小さいページの1万円で、手元に残る金額を出すと次のとおりです。
| 項目 | 1万円の仕事 | 3万円の仕事 |
|---|---|---|
| 契約金額(税込) | 10,000円 | 30,000円 |
| システム利用料(22%) | −2,200円 | −6,600円 |
| 振込手数料(楽天銀行以外) | −500円 | −500円 |
| 方法Aで口座に入る金額 | 7,300円 | 22,900円 |
| 方法Bで、自分のビジネスプラン(月4,378円)を1か月払う場合 | 2,922円 | 18,522円 |
※当ブログの計算です。お試し期間のあとも見本を公開しておくためにライトプラン(月1,628円)を払う場合は、さらに差し引きます。
1万円の仕事を方法Bで受けると、残るのは3千円ほどです。小さい仕事ほど、方法Aで受けられるかを先に確かめます。
引かれたシステム利用料と振込手数料、自分で払ったペライチの料金は、経費として記録できます。会社員の副業なら、所得(売上から経費を引いた金額)が年20万円を超えた年は確定申告が要るので、入金のたびに金額と手数料を控えておきます。入金と経費の記録をまとめておける会計ソフトは、次の記事で比べています。
2件目からは、見本を本物の実績に替えていく
2026年10月に数えた73件のうち31件は、題名や冒頭の文で「継続」に触れていました。公開後の文章の差し替えやお知らせの追加まで頼まれると、1件で終わらない仕事になります。
- 依頼者の了承をもらって、公開したページをポートフォリオに加える。架空のお店の見本より、本物のお店のページのほうが、次の発注者に伝わる
- 公開後の更新を1回いくらで受けるかを、先に決めておく
- 実績が数件たまったら、同じ金額で件数を増やすより、構成や文章づくりまで任される金額の高い募集に移る
ノーコードのLPに慣れて、HTMLやCSSで作るサイトの依頼にも手を広げたくなったら、Web制作を学べるオンラインスクールもあります。たとえばデイトラのWeb制作コースは、教材を期限なく見られ、1年間はメンターに質問できます。料金と、メンターが答える時間帯は、申し込む前に公式サイトで見ておきます。
どんな募集が多いのか(2026年10月に72件を中身で分けた結果)や、公式の相場と実際の予算の差は、次の記事で説明しています。応募する募集の幅を広げたくなったら、読んでみてください。







