楽天ROOMのアプリを入れて、ログインまではできた。ところが、まだ何も並んでいない自分のページを前にすると、最初の1件をどれにするかで手が止まってしまいます。
楽天ROOMは、楽天市場の商品を、自分のページで紹介する場所です。顔も声も出さず、スマホだけで続けられます。
何から投稿していけば、見てもらえるページになるのだろうか? 売れたことは、どの画面で分かるのだろうか? どちらも、スマホに残っている買い物の記録をたどれば、答えに近づけます。
楽天IDでログインして、プロフィールの画像を決める
ROOMを始めるのに、新しい会員登録は要りません。楽天市場で買い物をしたことがあれば、そのときの楽天IDで入れます。楽天アフィリエイトの公式の案内も、楽天IDがあればメールアドレスや名前を登録し直す必要はない、としています。
ROOMを始める
- スマホにROOMのアプリを入れる(パソコンならROOMの公式サイトを開く)
- 楽天IDでログインする。楽天IDがなければ、楽天会員に登録してから入る
- よく使う4つの画面(「フィード」「見つける」「お知らせ」「my ROOM」)のうち、「my ROOM」を開く。ここが自分のページになる
投稿を始める前に、2枚の画像を決めておきます。ROOMの公式の特集では、プロフィール画像はフィードで投稿と一緒に出るもの、カバー画像はmy ROOMのいちばん上に出るもの、と説明しています。
- どちらも、自分で撮るか作るかした画像にする。ネットで見つけた写真やキャラクターの画像は、無断で使わない
- 顔を出したくなければ、手元や部屋の一角、気に入っている器の写真などで足りる
- 紹介していく物の雰囲気(台所まわり、冬の部屋など)に合わせると、何のページかが伝わる
この記事は、楽天ROOMがどんな仕組みで、1件売れるといくらになるかを知っている前提で進めます。まだの人は、次の記事を先に読んでください。
購入履歴から、最初の30件を選ぶ
ROOM編集部が最初の目標にしているのは、投稿30件です。投稿が少ないページは、訪れた人に物足りなく見えるためです。30件を思いつきで集めるのは大変なので、my ROOMの購入履歴タブから選んでいきます。楽天市場で買った物が並んでいて、そこからそのまま投稿できます。
選ぶ順番
購入履歴を上から眺めて、次の順で印を付けていくと、30件が早くそろいます。
| 順番 | 選ぶ物 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 今も毎日使っている物 | 使っている期間や置き場所など、画像では分からないことを書ける |
| 2 | 同じ物を2回以上買った物 | 買い直した理由が、そのまま紹介文になる |
| 3 | 今の季節に使う物 | 探している人が多い時期に、フィードに出せる |
| 4 | まとめ買いしている消耗品 | 1個あたりの値段など、比べる手がかりを書ける |
| 5 | お気に入りに入れてある、まだ買っていない物 | 30件に届かないときの足し。使ったようには書かない |
※順番は当ブログの整理です。ROOM公式の特集は、身の回りの愛用品や、詳しい物から始めることを勧めています。
見本の購入履歴20件で、選んでみる
たとえば、この1年の購入履歴に20件が並んでいるとします。上の順番で見ていくと、16件はそのまま投稿できます。冬の部屋で使っている物(加湿器・電気毛布など)が4件、まとめ買いしている日用品(キッチンスポンジ・トイレットペーパーなど)が4件、毎日使う台所の道具(フライパン・保存容器など)が4件、何度も買っている食べ物(お米・ドリップコーヒーなど)が4件です。
迷うのは、残りの4件です。
| 購入履歴の商品 | どうするか |
|---|---|
| スマホの充電ケーブル | あとで。使っているが、4つのまとまりのどれにも入らない |
| 扇風機 | 夏に。今の季節の物ではない |
| 贈り物にしたおもちゃ | 外す。自分では使っていないので、使って分かったことを書けない |
| 1回着て合わなかった服 | 外す。良いところを説明できない |
※見本です。商品名は、自分の購入履歴の物に置き換えて考えてください。
30件まで残りの14件は、購入履歴を2〜3年前までさかのぼって12件、お気に入りから冬の物を2件足します。さかのぼると、何度も買っている物や、今も使っている台所の道具が見つかりやすくなります。そろえた30件は、下の図のように4つのコレクションに分けます。どのコレクションも6件以上にしておくと、表紙が自動で作られます。お気に入りから足した2件は、持っていない物として紹介文を書きます。

使っていない物や、良いところを説明できない物を外しても、さかのぼれば30件に届きます。無理に入れた投稿がないぶん、どの投稿にも紹介文に書けることが残ります。
季節の物を入れるとき
楽天市場は、冬に売れる物の予測を秋に出しています。2025年10月の発表では、前の年の冬と比べた売り上げが、断熱の関連商品で約1.3倍、電気毛布で約1.2倍、大容量のトイレットペーパーで約2倍、大容量のティッシュで約1.5倍、まとめ買いの歯ブラシで約1.4倍でした。
購入履歴に寒さ対策の物や、まとめ買いの日用品があれば、早めに投稿しておく候補になります。ただ、持っていない物を、売れそうだからと増やす必要はありません。紹介文に書けることがない投稿は、ページの中で浮いてしまいます。
持っていない物を入れるとき
ROOMは、買っていない商品も投稿できる決まりです。そのかわり、使ったように読める書き方はしません。楽天アフィリエイトのガイドラインは、事実に反する表現や誇張した表現を禁じています。持っていない物は、選んだ理由と、気になっている点だけを書きます。
1件ずつ投稿する
投稿の入口は2つあります。購入履歴からの投稿と、楽天市場の商品ページからの投稿です。
アプリで投稿する
- 「my ROOM」の購入履歴タブ(買っていない物はお気に入りタブ)で、投稿する商品を探す
- その商品の「投稿」ボタンを押す
- コメント(紹介文)を書いて投稿する
楽天市場の商品ページから投稿するときは、ページにあるROOMのアイコンを押し、コメントを書いて投稿します。
投稿すると同時に、楽天アフィリエイトのリンクが作られます。リンクを自分で作る作業はありません。
紹介文の例
商品の画像と、ショップが書いた説明は、見る人がすでに読める情報です。紹介文には、使っている人にしか書けないことを足します。
持っている物の紹介文の例
〔寝室〕で〔2年〕使っています。〔タンクの水を足すのは1日1回〕で、〔運転の音が静かなので、寝るときもつけたまま〕です。〔前に使っていた小さい型〕と比べて、〔水を足す手間が減りました〕。
#〔加湿器〕 #〔寝室〕 #〔冬じたく〕
まとめ買いしている物の紹介文の例
〔8個入り〕をまとめて買っています。1個あたり〔〇円〕で、〔1か月〕ほどで取り替えています。〔泡立ちがよく、少ない洗剤で足りる〕ので、〔なくなる前に次を買っています〕。
#〔キッチンスポンジ〕 #〔まとめ買い〕 #〔日用品〕
まだ持っていない物の紹介文の例
〔今の物が古くなってきた〕ので、次の候補にしています。〔口が6つあって、口ごとにスイッチが付いている〕ところが気になっています。〔コードの長さが2mと3m〕から選べます。
#〔電源タップ〕 #〔買い替え候補〕
文の終わりに「#」を付けた言葉を入れると、ハッシュタグになります。ROOM公式の特集によると、ハッシュタグで投稿を探す人が多く、付けると検索に出やすくなります。「#」は半角で入れます。
紹介文に書かないこと
- 体や健康への効き目(「冷え性が治る」「よく眠れるようになる」など)。化粧品・健康食品・暖房の物などで出やすいので、使っている様子だけを書く
- 楽天市場の「みんなのレビュー」の文章。写すことも、言い換えて使うことも禁止されている
- 「一番安い」「ランキング1位」のような、自分で確かめていない言い切り
- 使っていない物の使い心地
投稿に使う写真
投稿には、ショップの商品画像が自動で付きます。自分で撮った写真に替えたいときは、投稿画面のいちばん左の「+」ボタンから、カメラで撮るか、撮った写真を選びます。自分で撮った写真で投稿するときは、コメントに「#オリジナル写真」を付けます。
撮らずに、商品画像のまま始めてもかまいません。ただし、ショップの商品画像は、その商品を紹介するためだけに使え、加工や編集はできない、とROOMの利用規約で決まっています。楽天市場やほかのサイトの画像を保存して、自分の写真として上げ直すこともしません。
購入履歴をAIで仕分ける
購入履歴が多いと、どれを選んで、どうまとめるかで時間がかかります。商品名の一覧をAIに渡して、まとまりに分けさせると、コレクションの区切りが早く決まります。
指示文の例
楽天ROOMに投稿する商品を選んでいます。下は、楽天市場で私が買った物の商品名です。これを、ROOMのコレクションにするつもりで、4〜5のまとまりに分けてください。まとまりごとに、中身が想像できるコレクション名の案を2つずつ出してください。商品の使い心地や効き目は書かないでください。
〔商品名を貼る〕
AIに任せるのは、分け方と名前の案までです。紹介文の中身(使っている期間、置き場所、選んだ理由)は自分の事実なので、自分で書きます。AIに書かせると、使ったことのない感想が混ざりやすくなります。また、ROOMの利用規約は、プログラムで機械的に投稿することを禁じています。投稿のボタンは、1件ずつ自分で押します。
投稿を消すとき
投稿を整理したくなったら、消すこともできます。ROOMのアプリの6.7.0(2026年6月公開)からは、my ROOMの商品タブで、投稿をまとめて消せるようになりました。今はiPhoneのアプリだけで、Androidは順次対応する、とROOM事務局のブログで案内されています。
コレクションにまとめる
投稿が増えてきたら、コレクションにまとめます。コレクションは、投稿を自分で決めたまとまりに分ける機能です。訪れた人が、自分に関係のある物だけを見られるようになります。
コレクションを作る
- メニューの中央の「+」ボタンを押し、「コレクションを作る」を選ぶ
- コレクション名を付ける
- コレクションのジャンルを決める
- まとめる投稿を選んで完成
- 名前: 中身が想像できる名前にする(公式の特集の例は「おすすめの愛用品」など)。「台所」より「毎日使うキッチン道具」のほうが伝わる
- ジャンル: ジャンルを決めると、そのジャンルで絞ったフィードに出る。いくつかのジャンルにまたがるなら「すべて」にする
- 件数: 6件以上入れると、表紙が自動で作られる。同じ投稿を、いくつかのコレクションに入れてもよい
- 足し続ける: 投稿を足すと、コレクションがフィードの先頭にもう一度出る。作って終わりにせず、少しずつ足していく
- 並び順: 2025年7月から、投稿をコレクションに足したり外したりしても、my ROOMでのその投稿の並び順は変わらない(それまでは一番上に出ていた)。フィードの先頭に出る話とは別
上の見本の例なら、今の季節に合う「冬の部屋で毎日使っている物」から作り、残りの3つを続けて作ります。投稿を足すたびにコレクションがフィードに出るので、4つを一度に作り切るより、少しずつ足していくほうが、フィードに出る機会が増えます。
投稿を、ほかの場所からも見てもらう
ROOMの中だけでなく、ほかのSNSやブログから自分のページに来てもらう方法もあります。個別の投稿のURLは、アプリの投稿の詳細の右上にある「共有」からコピーできます。
- Instagram・X・Threadsなどのプロフィールに、my ROOMのリンクを載せる
- Instagramに載せた物をまとめたコレクションを作り、投稿には「#楽天ROOMに載せてます」と、プロフィールのリンクからmy ROOMへ行けることを書き添える(ROOM公式の特集の例)
- セールやキャンペーンの最中は、その期間を投稿に書き添える
楽天アフィリエイトのガイドラインでは、リンクを載せてよいSNSが決まっています。Instagram、X、YouTube、TikTok、Pinterest、Lemon8、Facebook、Threads、moflog、楽天ROOMで、ブログやnoteなどにも載せられます。
Instagramで、自分のアカウントを育てていく方法は、次の記事で説明しています。
公式に書かれている決まり
「楽天ROOMの暗黙のルール」と検索されることがありますが、守る決まりは、ROOMの利用規約と楽天アフィリエイトのガイドラインに書かれています。始めたばかりのころに気をつけたいのは、次のものです。
- LINEやSNSのメッセージで、特定の人にだけリンクを送らない
- ほかの人の投稿のコメント欄に、自分のリンクを貼らない
- 「買ってください」「拡散してください」「押してください」と頼まない
- プログラムを使って、機械的に投稿やコメントなどをしない
- 楽天市場の「みんなのレビュー」の文章を、写したり言い換えたりして使わない
- 家族など生計が同じ人の購入や、示し合わせた購入で報酬を得ない
- 楽天市場の店舗やメーカーから、ROOMを通さずに頼まれて紹介しない(その期間の投稿はすべて報酬の対象外になる)
ほかの人の投稿に「いいね」を付けて回ることを名指しした決まりは、公式には見当たりません。ただ、利用規約が禁じている「機械的に投稿、コメント等をする行為」の「等」にいいねが入るかは書かれていないので、いいねを自動にする道具は使わないでおきます。
売れたかどうかを、2つの画面で確かめる
報酬になるのは、投稿の「楽天市場で見る」から楽天市場に移った人が、買い物をしたときだけです。見られた回数や、押された回数だけでは報酬になりません。自分のmy ROOMの商品を、自分で買った分も報酬にはなりません。
売れたかどうかは、ROOMのアプリと、楽天アフィリエイトのWebサイトの2か所で見られます。見られる中身が違います。
| 画面 | 開き方 | 見られること |
|---|---|---|
| ROOMの「売上確認」 | my ROOMの右上の歯車 →「設定」→「売上確認」 | 月ごとの売上金額の合計、もらえる報酬の合計(通常の報酬とランクボーナスを足した額) |
| 楽天アフィリエイトの「詳細レポート」 | 楽天アフィリエイトのWebサイトに楽天IDでログイン →「詳細レポート」 | クリック数(投稿の「楽天市場で詳細を見る」が押された回数)、売上件数、売上金額、成果報酬。クリック数は日ごと・ショップごと |
※ROOM公式の特集「レポートを見て次の一手を探ろう」による(2026年10月確認)。
まだ1件も売れていない時期は、詳細レポートのクリック数を見ます。クリックがある投稿は、見た人が商品を詳しく見たくなった投稿です。同じ種類の物を足したり、その投稿をコレクションの先頭に近いところへ置いたりします。
詳細レポートでは、クリック数は押されたショップに、売上は買われたショップに付きます。紹介した物と違う物が買われても、条件を満たせば報酬になるため、クリックが0のショップに売上が出ることがあります。
ROOMの「お知らせ」の画面にも、日々の売上や、投稿への反応が届きます。
報酬を受け取る
売れた分の報酬は、楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)で受け取ります。受け取るための申し込みはありません。ある月に売れた分は、次の月の末に確定し、その次の月の10日ごろに入ります。

- 確定する前の報酬は、買った人のキャンセルなどで変わることがある
- ROOMランクがB以上のときに付くランクボーナスは、別の時期(売れた月の翌々月の25日ごろ)に入る
月3,001円からの受け取り
月の報酬が3,000円までなら、手続きなしで楽天キャッシュに入ります。3,001円以上を受け取るには、楽天カードを持っているか、楽天銀行の口座を楽天IDにひも付けておく必要があります。
どのくらい売れると3,001円に届くかを、楽天アフィリエイトのガイドラインの料率で計算すると、次のようになります(当ブログの計算。ランクボーナスは入れていない)。
| 売れた物 | 料率 | 1件の報酬 | 月3,001円に届く件数 |
|---|---|---|---|
| 日用品 1,000円 | 3% | 30円 | 101件 |
| キッチン用品 3,000円 | 3% | 90円 | 34件 |
| 食品 3,000円 | 4% | 120円 | 26件 |
| 家電 30,000円 | 2% | 600円 | 6件 |
※表示価格に料率をかけた目安。1商品1個の報酬の上限は1,000円。
始めてすぐの時期に届く金額ではありません。楽天カードも楽天銀行の口座もない人は、月の報酬が3,000円に近づいてきてから用意しても遅くありません。
直近3か月の確定した報酬が毎月3,001円以上になると、楽天キャッシュではなく、銀行振込で受け取ることも選べます(審査があります)。
確定申告
ROOMの報酬も、副業の所得に入ります。会社員の場合、副業の所得が年20万円を超えると、確定申告が要ります。楽天キャッシュで受け取った分も同じです。いくら受け取ったかは、楽天アフィリエイトのレポートで月ごとに確かめられるので、年の終わりにまとめておきます。申告のソフトを比べたいときは、次の記事が使えます。
30件を超えたら、レポートを見て足していく
30件がそろったら、新しい物を探すより、反応のあった投稿のまわりを厚くしていきます。
- 詳細レポートでクリックがあった投稿と同じ種類の物を、購入履歴からもう一度探す
- クリックのあった投稿が入っているコレクションに、投稿を足す(足すとフィードの先頭にまた出る)
- 反応がない投稿は、紹介文に、使っている期間や置き場所など、画像では分からないことを足す
- 季節が変わったら、次の季節に使う物のコレクションを作る
ROOMには6段階のランクがあり、B以上になると、通常の報酬にランクボーナス(+1〜3%)が足されます。ランクは、コレクションの数、コメントされた回数、フォローしている人数などで決まります。投稿とコレクションを続けていくことが、そのままランクの土台になります。





