AIに頼めば、講座のテキストも練習問題も、ひとまず形にはなります。それでも、教壇に立ったこともない自分が教材の仕事に応募していいものか、ためらいが残ります。
教材作成は、オンライン講座のテキストや練習問題を、発注者に頼まれて作る仕事です。顔も声も出しません。
「どのテーマなら応募できるのか」「見本には何を作ればいいのか」「募集はどこで探すのか」。まずは、応募できるテーマを決めるところから始めましょう。
自分の仕事の経験から、応募できるテーマを決める
当ブログが2026年10月に教材を作る募集19件を1件ずつ開いて読んだところ、15件が、そのテーマの仕事の経験や資格を応募の条件にしていました。講座のカリキュラム作りの募集は「設計未経験OK」と書かれていても、条件は「薬剤師の資格」「英語講師の経験」「美容の仕事の経験」のように、講座のテーマごとに決まっていました。教材づくりの経験より先に、その分野で働いたことがあるかが問われます。
そのため、募集を探すより先に、自分が当てはまりそうなテーマを決めておきます。英語を教えた経験なら英語講座、資格があれば国家試験の対策講座というように、これまでの仕事がそのまま応募先のテーマになります。
| これまでの経験 | 応募できそうな教材の例 |
|---|---|
| 英語を教えた、英会話講師をした | 英語講座のカリキュラム、練習問題 |
| 看護師、薬剤師などの資格がある | 国家試験の対策講座のカリキュラム |
| 美容、エステ、栄養、体づくりの仕事をした | 美容・健康講座のカリキュラム、施術のマニュアル |
| 人事・採用、キャリア相談の仕事をした | 転職支援講座のカリキュラム |
| 保育士、幼稚園の先生、国語の教材づくりをした | 幼児教育の講座、子ども向けの学習問題 |
| 会社で新人研修やマニュアルを作った | 講座の解説原稿、講義のスライドやワークシート |
※当ブログが読んだ募集の応募条件をもとにした例です。条件は募集ごとに違うので、応募の前に必ず募集文で確かめます。
テーマを1つ決めたら、プロフィールと応募文の材料を、メモに書き出します。
- その分野で働いた年数と、していた仕事(例:英会話教室で3年、初心者クラスを担当)
- 持っている資格と、取った年
- 人に教えた、資料を作った経験(例:新人向けの手順書を作った)
テーマが決まった日に、クラウドワークスの登録も済ませておきます。本人確認を運転免許証などの画像で出すと、終わるまで5営業日ほどかかるので、見本を作っているあいだに審査を進めておけます。登録から仕事を受けるまで、利用料はかかりません。
クラウドワークスに登録する
- クラウドワークスの公式サイトで、右上の「会員登録(無料)」を押し、メールアドレスで登録する
- 右上の名前を押して「プロフィール編集」を開き、「本人確認書類提出」へ進む。マイナンバーカードの読み取り(スマホ)なら、待たずに終わる
- 「プロフィール編集」の中の「振込先口座登録」に、報酬の振込先を入れる
表示名を本名から変えるやり方と、本人確認に使える書類は、次の記事で順に説明しています。
講座の構成と練習問題で、見本の教材を1つ作る
応募のときに「このような形で作れます」と見せる見本を、1つ用意します。読んだ募集でいちばん多かった講座のカリキュラム作りでは、納めるものが「講座全体の構成(ゴール、流れ、回数)」と「各回のテーマと内容の概要」で、1回30分の内容として作る形でした。見本もこれに合わせて、講座の構成と各回の概要に、練習問題5問と解説を付けます。
構成と問題のたたき台は、AIに作らせる
構成案と問題のたたき台づくりは、対話型のAI(ChatGPTなど)に任せられます。〔 〕の中を、決めたテーマに書き換えて使います。
指示文の例(見本の構成と問題)
あなたは〔英会話講座〕の教材を作る担当者です。次の条件で、講座の構成案を作ってください。
・受講する人:〔英語を学び直したい社会人の初心者〕
・ゴール:〔旅行先で、買い物と道をたずねる会話ができる〕
・回数:〔6回〕、1回〔30分〕
・出してほしいもの:講座全体のゴール、各回のテーマ、各回で学ぶこと3つ
続けて、〔第2回〕の内容から、確認の練習問題を5問と、それぞれの解説を作ってください。問題は〔3択〕で、正解が1つに決まるようにしてください。
出てきた案は下書きとして扱い、そのまま見本にはしません。
自分で解いて、資料で確かめて直す
AIが作る問題や解説には、答えの間違いがまじることがあります。答え合わせと事実の確認はAIに任せず、下の表の順に自分の手で行います。
| 確かめること | やり方 |
|---|---|
| 答えが合っているか | 問題を、解説を見ずに自分で解く。AIの答えと違ったら、どちらが正しいかを元の資料で確かめる |
| 正解が1つに決まるか | 3択の残りの2つが、読み方によっては正解にならないかを見る |
| 事実と数字 | 年号、決まり、数字は、公的な機関の資料や公式サイトで確かめ、確かめた先(資料名とアドレス)を控える |
| 受講する人に合っているか | 初心者向けなのに、説明のない専門の言葉が出ていないかを見る |
| ほかの教材に似すぎていないか | 市販の問題集、教科書、試験の過去問の文章や問題を写していないかを見る。気になる一文は、ネットで検索して、同じ文が出てこないかを確かめる |
AIに手伝わせてよいのは、どこを確かめるかの当たりをつけるところまでです。たとえば、紛らわしい選択肢や難しすぎる言葉の候補を挙げさせ、直すかどうかは自分で解き直して決めます。
指示文の例(確かめる場所を探す)
次の3択問題について、読み方によっては正解が2つ以上になりうる選択肢と、受講する人(〔英語を学び直したい社会人の初心者〕)が知らない可能性のある言葉を、問題ごとに挙げてください。答えが正しいかどうかの判断はしないでください。
〔問題と選択肢、解説を貼る〕
直したところは、メモに残します。応募のときに「どこを人の手で確かめたか」を伝える材料になります。
見本に使わないもの
- 市販の問題集や過去問の問題を、写したもの、少しだけ変えたもの
- 前の勤め先の研修資料など、外に出してよいと言われていない資料
見本ができたら、テーマ決めから仕上げまでにかかった時間を控えておきます。募集の金額で受けてよいかを決めるときに、この時間を使います。
仕事でAIのツールを使うと、発注者から渡された資料を入れることになります。ツールの料金と、入れた文章がAIの学習に使われるかどうかの設定は、次の記事で比べています。
条件の書き方や、AIの出した問題の確かめ方を、先にまとめて学んでおきたい人には、生成AIの使い方を教えるオンラインのスクールもあります。講座の種類と受講料は、公式サイトに出ています。
見本とプロフィールを、クラウドワークスに載せる
クラウドワークスには、作ったものを載せる「ポートフォリオ」の欄があります。ここには見本の1ページ目の画像を載せ、全体はPDFにして、応募のあとのメッセージで送れるようにしておきます。メッセージに付けられるファイルは100MBまでです。
ポートフォリオに見本を載せる
- 右上の名前から「プロフィール編集」に入り、「ポートフォリオ・経歴登録」を選ぶ
- 見本の1ページ目の画像を入れ、説明に、対象、回数、問題の数、自分で確かめたことを書く
- 最後に「ポートフォリオ・経歴を登録する」で保存する
プロフィールには、テーマ決めのときのメモから、経験と資格を書き写します。AIで下書きを作ることと、答えと事実は自分で確かめることも、ここで先に伝えておきます。
プロフィールの例
〔表示名〕です。〔例:英会話教室で3年間、社会人の初心者クラスを担当していました〕。
作れるもの
・〔英語の初心者向け〕講座のカリキュラム(全体の構成と各回の概要)
・練習問題と解説、受講する人向けのワークシート
経験と資格
・〔例:英会話講師 3年〕
・〔例:TOEIC 〇〇点(〇〇年取得)〕
作り方
・AIで下書きを作り、答えと事実は自分で解いて、資料で確かめてから納品します
・AIを使ってよいかは、ご依頼ごとに先に確認します
作業できる時間
・平日の夜〔2時間〕、休日〔4時間〕ほど
・ご連絡には〔その日のうち〕にお返事します
〔 〕の中を、メモに書き出した自分の経験に書き換えます。持っていない資格や、したことのない仕事は書きません。
「教材作成」ではなく「カリキュラム」で募集を探す
教材を作る仕事は、「教材作成」という言葉ではほとんど見つかりません。上のメニューの「仕事を探す」で言葉を替えて数えると、「カリキュラム」41件に対して、「教材作成」は2件、「問題作成」は0件でした。
| 探す言葉 | 件数 | 見つかった教材の仕事の例 |
|---|---|---|
| カリキュラム | 41件 | 講座のカリキュラム作り |
| 教材 | 95件 | 講座用の解説原稿、学習アプリの問題の見直し、試験対策テキストの校閲 |
| 講座 | 117件 | 講義のスライドとワークシート |
| マニュアル作成 | 34件 | 技術を教えるためのマニュアル |
| 教材作成 | 2件 | — |
| 問題作成 | 0件 | — |
※2026年10月、当ブログ調べ。ある1日に募集中だった件数で、日によって変わります。「教材」「講座」で出てくる募集には、アンケート、講師、営業なども多く含まれます。
探す言葉は「カリキュラム」「教材」「講座」「マニュアル作成」の順に替え、並び順を「新着」にして、題名に「作成」「制作」とある募集から開きます。
教材の募集にはどんな種類があるのか、オンライン家庭教師のように教える仕事と組み合わせる道や、自分の教材を売る道は、次の記事で説明しています。
募集のページを開いたら、条件・AI・金額・テストを読む
上の言葉で出た募集から、在宅でできて、学ぶ人や研修を受ける人のための中身を作る19件を選び、2026年10月に募集のページまで開いて読みました。見るところは、応募条件、AIの扱い、税抜か税込か、テストの報酬、作る分量と道具の5つです。

応募条件:自分の経験が当てはまる募集を選ぶ
経験や資格が必須の15件では、応募した人の数が、中央値(少ない順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる数)で4人でした。必須の条件がない募集は、4件のうち3件で38〜77人が応募していました。条件に当てはまる募集なら、競う相手が少なくて済みます。決めたテーマの募集から応募します。
AIの扱い:「AI」の書き方を探す
19件のうち15件は、AIを使ってよい、または活用を歓迎すると書いていました。一方で、試験対策テキストの校閲と、過去問の解説を作る募集の2件は、生成AIを使わないことが条件でした。正しさがそのまま問われる仕事では、AIを使えないことがあります。募集文で「AI」の書き方を探し、書かれていなければ、応募文で使ってよいかを聞きます。
金額:税抜か税込かを見る
講座のカリキュラム作り(1講座20,000円)と解説原稿(1本3,500円)は「税抜」、スライドとワークシート、テキストの校閲は「税込」と書かれていました。同じ金額でも、税抜なら消費税のぶん受け取りが増えます。いくら違うかは、口座に入る金額の章で計算します。
テスト:報酬が出る形かを見る
テストがあると書かれた募集は2件で、どちらも報酬が出る形でした(2,000円と550円)。クラウドワークスの決まりでは、テストもテスト用の金額で契約し、仮払いのあとに行います。報酬のないテストを求める募集には応募しません。
作るものと作業の場所:分量と道具を見る
何回分、何問作るのか、修正は何回までかを見ます。作業の道具も、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Word、スライドの作成ソフトと、募集ごとに違いました。使える道具かを確かめます。
※2026年10月、当ブログ調べ。ある1日に募集中だったものを数えています。応募した人の数は、その日の午前の表示です。
こう書かれた募集には応募しない
働く側にお金を払わせる募集や、報酬のないテストを求める募集は、クラウドワークスが禁止しています。見かけたら応募はせず、その仕事のページから通報します。
| こう書かれていたら | 理由 |
|---|---|
| 「まず講座を受けてください」「教材費」「登録料」 | 働く側にお金を払わせる依頼は禁止 |
| 「テストで1講座、無料で作ってください」「合格したら報酬」 | 無報酬のテストは禁止。テストにも金額を決めて契約し、仮払いが済んでから取りかかる |
| 「LINEで詳細をお送りします」「まず説明会へ」 | 契約の前に連絡先を交換させたり、説明会へ呼び込んだりする依頼は禁止 |
| 「報酬は、講座が売れたら」 | 報酬が出ないおそれのある支払い方は禁止 |
すでに作ってある見本を見せてほしい、という依頼は、禁止されていません。新しく作らせる依頼と、区別します。
条件に当てはまることを、応募文の最初に書く
教材の募集では、「その分野の経験」「講座づくりや教材づくりの経験の有無」「AIの使用経験」のように、応募のときに答える項目を指定していることがよくあります。指定された項目には1つずつ答え、そのうえで、条件に当てはまる経験を最初に書きます。条件が必須の募集では、当てはまるかどうかが、選ぶときの前提になるからです。
応募画面で、金額とメッセージを送る
- 仕事のページで「応募画面へ」を押す
- 契約金額を入れる。募集文に金額があればその金額にし、見積もりを求められていれば、見本にかかった時間から決める
- 何回分・何問かが募集文から読み取れないときは、契約金額の提示を「相談してから金額を提案」に切り替えて、分量をメッセージで尋ねる
- メッセージを書いて「応募する」を押す。送ったメッセージは、あとから直せない
応募文の例
〔発注者名〕様
〔表示名〕と申します。このたび〔募集の題名〕の募集を拝見し、応募いたしました。
応募条件について
〔例:英会話教室で3年間、社会人の初心者クラスを担当していました〕。ご指定の「〔英語指導に関するお仕事の経験〕」に当てはまります。
見本
〔英会話初心者向け・全6回〕の講座の構成と、第2回の練習問題5問・解説を作りました。ポートフォリオに1ページ目を載せています。全体はPDFでお送りできます。
作り方
AIで下書きを作り、答えは自分で解いて確かめ、事実は資料で確かめて、確かめた先を控えます。AIを使ってよいかは、ご指示に従います。
募集文でご指定の項目
・〔募集文で聞かれたことに、順に答える〕
確認させてください
・〔1講座あたり、何回分の構成を作る形でしょうか〕
・〔修正は何回まででしょうか〕
ご連絡をいただいたら〔24時間以内〕にお返事します。どうぞよろしくお願いいたします。
「確認させてください」には、募集文に書かれていなかった点だけを書きます。分量と修正の回数が分かると、1時間あたりいくらになるかを出せます。
応募に返事をするかどうかは発注者が決めるので、返事がないまま終わる募集もあります。応募するときに「応募有効期間」を入れておけば、発注者には返事の期限が表示されます。期限を過ぎても音沙汰がなければ、やり取りの画面で、右下の「応募・スカウトを辞退する」を押して取り下げ、新しい募集への応募を続けます。
仮払いが済んでから、確かめながら作って納品する
返事が来たら、金額・分量・納期・修正の回数を、メッセージでそろえます。双方が合意した時点で、契約が結ばれます。
いちばん大事な決まり:「業務」と表示されるまでは、手を付けない
仮払い(発注者が報酬をクラウドワークスに先に預けること)が終わった時点で、ステータスは「業務」に切り替わります。参考の資料を先に受け取っても、仮払いの前には作り始めません。
面談やGoogleドキュメントを使うなら、先に申請する
講座のカリキュラム作りの募集では、応募のあとにZoomなどでの面談がある形でした。クラウドワークスでは、やり取りは原則メッセージで行います。ウェブ会議での打ち合わせや、サービスの外で成果物を渡す必要があるときは、「サービス外連絡申請」をして、承認されてから行います。Googleドキュメントなどでの受け渡しが申請の対象になるかは、契約の前に発注者と確かめておきます。
作り始める前に、5つの点をまとめて聞く
受講する人、参考資料、AIの可否、表記、作った教材の権利の5つを、1通のメッセージでまとめて聞きます。
- 受講する人はだれか(初心者か、試験の直前か、年齢は)
- 使ってほしい参考資料と、入れたい既存の内容があるか
- AIを使ってよいか。使ってよい場合、渡された資料をAIのツールに入れてよいか
- 表記の決まり(です・ます、漢字の使い方、問題の形)
- 作った教材の権利は、だれのものになるか(自分で使い回したり、売り直したりしてよいか)
最後の権利の点は、作った教材をあとで自分でも売りたいときに関わります。発注者の講座のために作った教材は、発注者のものになる取り決めのことがあるので、使い回したいなら作る前に確かめます。
AIで下書きし、答えと事実は自分で確かめる
AIを使ってよいと言われた仕事は、次の順に進めます。
- 発注者の資料を読み、講座の意図と受講する人を、自分の言葉で3行にまとめる
- そのまとめと条件をAIに渡して、下書きを作る。社外に出せない資料は、入れてよいと言われた範囲だけにする
- 見本づくりのときの表のとおり、答えを自分で解き、事実を資料で確かめ、ほかの教材に似すぎていないかを見る
- 確かめた先(資料名とアドレス)を、一覧にしておく
- AIを使った部分と、自分で確かめた部分を、納品のメッセージに書く
指示文の例(仕事の下書き)
次の講座の、各回のテーマと内容の概要を作ってください。
・講座の意図:〔発注者の資料を読んで、自分でまとめた3行〕
・受講する人:〔発注者から聞いた受講する人〕
・回数:〔◯回〕、1回〔30分〕
・表記:〔です・ます。問題は3択〕
市販の教材や試験の過去問の文章・問題は使わず、新しく作ってください。事実や数字を書いたところには、印を付けてください。
最後の一文は、資料で確かめる場所に印を付けさせるためのものです。一方で、募集文で生成AIを使わないことが条件になっている仕事(試験対策テキストの校閲や過去問の解説など)や、発注者が使わないでほしいと言った仕事は、下書きから自分で作ります。答え合わせ、事実の確認、確かめた先の一覧づくりは、AIを使ってよい仕事でも自分で行います。
クラウドワークスは、AIを使うかどうかを発注者と受ける人の取り決めに任せたうえで、使う前に発注者の了承を得ること、使った事実を隠さないことを求めています。著作権で迷ったときは、文化庁の「AIと著作権に関する考え方について」(令和6年3月15日)を見るか、発注者に相談します。
見てもらい、直してから「納品する」を押す
作ったものは、決めた方法で発注者に見てもらい、修正の依頼があれば直します。了承が出たら、クラウドワークスの画面で納品の手続きをします。ファイルをメッセージに添えて送るだけでは、納品として扱われません。
一度送った納品は取り下げられないため、ボタンを押す前に、分量・答え・確かめた先・表記の4点を見直します。
- 決めた分量(回数、問題の数、枚数)がそろっているか
- すべての問題を自分で解き、答えが合っているか
- 確かめた先の一覧を付けたか
- 表記の決まりに合っているか、誤字がないか
納品に添えるメッセージの例
〔発注者名〕様
〔講座名〕の〔構成と第1〜6回の概要、練習問題30問と解説〕を納品いたします。
AIを使ったところ
・〔構成案と問題のたたき台〕をAIで作り、自分で直しました
自分で確かめたところ
・問題はすべて自分で解き、答えを確かめました
・事実と数字は、別に付けた一覧の資料で確かめました(〔◯件〕)
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
クラウドワークスで納品する
- 「契約一覧」からその仕事を開き、画面の上の「納品する」を押す
- 上の例のメッセージを貼り付けてから、「納品完了報告をする」を押す
- ステータスが「検収」に変わったかを見る
1講座20,000円(税抜)で、口座に入る金額
発注者が検収を終えると、報酬が確定します。締め日に、受け取っていない報酬が合わせて1,000円以上たまっていれば、手続きなしで下の日程で振り込まれます。
| 報酬が確定した日 | 振り込まれる日 |
|---|---|
| 1日〜15日 | その月の末日 |
| 16日〜末日 | 翌月の15日 |
読んだ募集で多かった、講座のカリキュラム作り(1講座20,000円・税抜)では、口座に入るのは16,660円です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 契約金額(税抜) | 20,000円 |
| 消費税を含めた金額 | 22,000円 |
| システム利用料(20%と、その消費税) | −4,840円 |
| 報酬 | 17,160円 |
| 振込手数料(楽天銀行以外) | −500円 |
| 口座に入る金額 | 16,660円 |
※当ブログの計算です。クラウドワークスのシステム利用料は、10万円以下の部分が20%で、別に消費税がかかります。
楽天銀行の口座なら、振込手数料は100円で、17,060円になります。同じ20,000円でも、税込と書かれた募集なら、報酬は15,600円です。解説原稿1本3,500円(税抜)なら、報酬は3,003円です。
この金額を、見本づくりで控えた時間と見比べます。たとえば報酬17,160円の仕事に10時間かかれば、1時間あたり約1,700円、20時間なら約860円です。講座の回数や問題の数でかかる時間は変わるので、分量を確かめてから受けます。
会社員の場合、副業で得た所得(売上から経費を差し引いた額)が1年で20万円を超えると、確定申告をすることになります。システム利用料、振込手数料、仕事で使うAIツールの料金は経費にできるので、報酬が確定した日ごとに、受け取った額と引かれた額をメモしておきます。どの会計ソフトを使うかは、次の記事の比較を参考にしてください。
1件目を納めたら、同じテーマで作れるものを増やす
講座のカリキュラム作りの募集には、教材やスライドの作成を、必要に応じて別に頼む場合があると書かれていました。1件目を納期どおりに、確かめた先の一覧まで付けて納めることが、続きの依頼につながります。
- 発注者の了承を得て、納めた教材の形(対象、回数、問題の数)を、ポートフォリオの説明に加える
- 同じテーマで、スライドやワークシートなど、作れるものを1つずつ増やす
まずは自分の仕事の経験から応募できるテーマを1つ決め、AIの下書きを自分で解いて確かめながら、見本の教材を作ってみてください。





